こんにちは、ダメリーマン金太郎です。
この記事では、これまでの会社員生活を振り返りながら、自分がなぜうまくできなかったのかを、正直に書いてみたいと思う。
私の学歴 理系大学院卒
私は地方国立大学の理系大学院(化学専攻)を修了後、電力会社に就職した。
在籍20年以上になる。
周囲から見れば、「安定した大企業で長く働いている人」という印象かもしないが、
実際の自分はというと、20年勤務しても平社員のまま、係長にもなれていない。
大卒同期はみな昇進、自分だけが平社員
私の大卒以上の同期のほとんどは、今では係長・課長クラスに昇進している。
中には部下を持ち、重要なポジションで活躍している人も少なくない。
一方私は、大学院まで出たにも関わらず、いまだに主任(平社員)止まりである。
大学院卒にも関わらず社内でも完全に「出世コースから外れた人」として扱われているのが現状だ。
空気が読めず、雑談が苦手
私は入社当初から、周囲にはうまく馴染めなかった。
同期からも浮いていたし、最初に配属された部署でも「変わった人」と見られていたと思う。
自分でも感じていたが、空気を読むのがとにかく苦手で、
何気ない雑談の輪にも入れず、いつも少し浮いているような感覚があった。
今思えば、ASD、ADHD傾向によるものだったのかもしれない。
これまでも周囲からは「ちょっと変わった人」「とっつきづらい人」に見えていたと思う。
ケアレスミスと誤字脱字
業務面でも、自分の欠点は目立っていた。
とくに文書や資料作成ではケアレスミスが多く、誤字脱字や表記の誤りは何度も指摘されていた。
「ミスが多すぎる」「ちゃんと見直したのか?」といった注意を受けたこともあり、
周囲からの評価は不注意な人とか落ち着きがない人と思われていたと感じる。
社内調整と飲み会の苦手意識
仕事の中でも特に苦手なのが社内多数の人と関わる社内調整や
マルチタスクが求められる庶務。
人にお願いしたり、部署間で日程や意見を調整したりする場面がどうにもストレスで、
曖昧なコミュニケーションや根回しが要求される仕事やマルチタスクはとにかく消耗する。
さらに苦手なのが飲み会。
大勢での飲み会はとにかく苦手で、職場で飲み会の話が出るたび、内心ヒヤヒヤする。
20代のころ、幹事を任されたことがあったが
連絡漏れや手配ミス、さらに司会進行がうまくいかず、その場でダメ出しを受けた苦い経験がある。
あれは今でも忘れられない、嫌な記憶のひとつだ。
厄介な吃音
私は吃音(どもり)の症状もある。
20代~30代前半は比較的落ち着いていたが、40歳を過ぎた頃から、
再び言葉が詰まる場面が増えてきた。
特に突然の電話や予想外の場面では言葉が思うように発せられず、困ることがしょっちゅうある。
最近は「詰まったらどうしよう」と考えるあまり、人との会話自体が億劫になっている。
それでも会社に残っている理由
こうして書いてみると、「よく今まで続けてきたな」と自分でも思う。
おそらく「自分は会社員に向いていないのだろう」と何度も実感している。
けれど、センスが無くても、働きながら生きていく道を探している。
出世も評価もされず、雑談も下手、飲み会も避けてばかり。
でも、自分なりになんとか会社員を続けてきたと思う。
このブログでは、これからも「会社に馴染めない自分なりの働き方」や、
「会社に頼らず生きるための準備」、
そして同じように悩んでいる方の励みになるようなことを、少しずつ綴っていきたい。
応援や共感の言葉は本当にありがたい。
でも、「考えが甘い」「社内人としてどうなの?」といった厳しいコメントは
ご遠慮いただけると嬉しい。(笑)
けっこう本気で凹むと思う(笑)
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

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