参加したい職場の業務やイベント

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雑記・気づき・日常
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前回は「職場でキャンセルしたいこと」を挙げてみた。挙げればきりがないが、飲み会や無意味な残業、半強制のボランティア活動など避けたいものばかりだった。
そこで今回は視点を変え、やってもいい、参加したいと思える業務やイベントについて考えてみる。

「そんなものあるのか?」と思うかもしれないが、冷静になって考えてみると多少は存在する。ただし、キャンセルしたいイベントと比べると圧倒的に少ないと思う。

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出張

まずは出張である。私も出張は嫌いではない。もちろん、すべての出張が大歓迎というわけではないが、毎日デスクに座り続けるよりは、気分的にも良いと思う。

特に一人で行ける出張は気楽であり最高である。上司や同僚がいないので、気を使う必要もなく、出張先での業務が終われば、一人で自由に行動することもできるので、リフレッシュにもなる。
ところが、職場の人と一緒に行く出張は気を使い、夜も食事にお酒と自由な行動が制限されるので少々微妙な感じになる。

出張にも種類がある。私の職場の場合、展示会の視察、関係者との打ち合わせ、メーカーや業者の視察、研修などさまざまである。

展示会の視察は、一人で参加できるならば最高である。自由にブースを回れるし、気になる技術や製品を自分のペースで見られる。そして展示会の後は完全に自由であり、誰にも気を遣うことなく過ごすことができる。ただし展示会の視察の場合、報告書の作成が少々面倒である。視察内容が会社にどう役立つか、これからどのように生かせるのかを考え、分かりやすくまとめる必要があるので、報告書にはセンスが問われる。

関係者との打ち合わせは、同行者の有無によって良し悪しが変わる。大抵は上長が同行することが多く、懇親会が付いてくる。このような出張は気を使うし、自由な時間もないので正直ハズレの部類である。ただし一人で行ける場合は割と面白い。懇親会があっても初対面の人が多いため、意外とざっくばらんに話せる。また最低限のマナーさえ守れば多少空気を読めなくても何とかなる。
そして報告書の作成も打ち合わせの議事メモ程度で済み、様式も決まっているため作りやすい。

メーカーや業者の視察も当たり外れがあるが、基本的には悪くない。客として扱われるので歓迎ムードであり、対応も丁寧である。たまに接待を持ち掛けられることもあるが、このご時世はなるべく断るようにしている。報告書も決まった様式に内容を書くだけなので作成しやすい。

出張の面白い点は、個人ではまず行かないような場所に行けることである。マイナーな県や僻地の離島、観光目的では行かないような土地にも出張で行けることがある。また、普通なら入れない工場や発電所などの視察もできる。これはちょっとした特権のように思える。

ただ残念ながら、筆頭グループにいると出張の機会は少ない。専門的な部署や技術系の部署の方が出張の機会は圧倒的に多いと思う。
私の出張経験は少ない方である。それでも機会があれば積極的に参加したいと思える数少ない業務である。


表彰式というイベント

次に挙げたいのは表彰式である。私の会社にはいくつかの表彰制度があり、その中でも誰でも受けやすいのが国家資格取得の表彰である。

難関資格を取得すると役員表彰、さらに超難関資格を取れば社長表彰の対象になることもある。普段、職場で褒められることがほとんどない私のような立場にとっては、表彰されることは数少ない自己肯定感を得られる機会である。

国家資格の取得は努力による部分が大きいと思う。会社の評価のように上長の好き嫌いが入り込む余地が無いので、頑張った分、報われやすく公平であると思う。そして、資格取得の勉強は継続性や集中力が必要なので、ASDやADHDの特性を持つ人間にも向いているのではないかと思う。ASDやADHDの人は同じことを繰り返すのが得意で、ハマった時の集中力は凄まじい。そのため勉強が苦にならないこともあると思う。

「資格を取っても仕事ができなければ意味がない」と言う人もいるかもしれない。しかし、落ちこぼれ気味の社員にとって、努力が認められ褒められるのは資格表彰くらいである。だからこそ、このような表彰イベントには積極的に参加したいと思う。

また、時々社内で健康促進関係のイベントが開催され、上位が表彰されることがある。例えば「体重がどれだけ減ったか」とか「1か月で何歩、歩いたか」といった企画である。
しかもこのようなイベントは気まぐれに社長や役員が直接表彰することがある。そのため、表彰されれば平社員でも社長や役員に名前を覚えてもらえるチャンスでもある。

数千人規模の会社では、よほど目立った成果や役員注目のプロジェクトを担当しなければ名前を覚えてもらえることはない。だからこそ、このようなイベントで表彰されることはダメ社員にとっていい意味で目立てる機会でもあるのだ。

私の場合、ランニングが趣味なので歩数のイベントが、また開催されるなら上位に食い込める可能性があると考えている。こうしたユニークなイベントならば「悪名は無名に勝る」ではないが、私でも社長や役員に名前を覚えてもらえる可能性があると思う。


まとめ

職場で「キャンセルしたいもの」は数多くあるが、冷静に考えてみると「前向きに参加したいもの」も存在する。その代表格が出張と表彰式である。

出張は気分転換になり、普段行けない場所や見られない施設を体験できる。表彰式は努力が報われ、普段注目されない社員にもスポットライトが当たる。

会社員生活はキツイことが多いが、そんな中前少しでも向きになれるイベントを探すのも気分転換になるかもしれない。

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